スペイン留学とサラマンカの大学生活

スペイン・サラマンカに留学中の女子大生。日々の暮らしや大学生活、旅行の記録を綴っていきます。

【海外自炊生活】実家を出たことのなかった大学生がスペインで一人暮らし

こんにちは(^^♪

これまで実家を出たことのなかった私が、スペインで自炊生活を始めてはや7か月…。一度もお惣菜に頼ることなく、なんとか毎日3食作り続けています!お惣菜は高い…。今回は、毎日自炊を続けてきた中で、上手くいったものやイマイチだったもの、そしてスーパーで買い物をするときのコツをまとめたいと思います。

上手くいったもの&スペインでも作れるもの

パスタ系

パスタは間違いないです。和風パスタに関しては、日本からめんつゆ・本だし・醤油を持ってきていたので、すぐに作ることができて良かったです。乾燥パスタも安く手に入るのでおすすめ。飽きないように色々な味にチャレンジしています。

いつメンのスパゲッティ

上の写真はカルボナーラ、えびのトマトクリーム、ベーコンと玉ねぎのトマトソース、ミートソースの4種類です。ブログにするのも恥ずかしいくらい簡単なものしか作っていませんが笑

 

鶏つくね

スーパーで売っているお肉が臭いスペインにおいて、唯一美味しく作れるお肉料理なのではないかと思います。鶏ひき肉を買って、玉ねぎまたは長ネギと一緒に捏ねて焼けばOK。ショウガをすりおろすとより美味しさがアップ。ショウガはスペインでも買えます。味付けは定番の砂糖・みりん・醤油・お酒にしたり、ごま油とレモン汁でネギ塩にすることもあります。ちょっぴり日本を感じられます!

焼かなければ鶏団子なので、鶏団子スープにしたり鍋の具として入れたりしました。

 

チキンのトマト煮込み・タンドリーチキン

この二つに共通しているのは、鶏肉ということと、味付けが濃いということです。チキンは豚肉などに比べて臭みがまだ少ないほうなので、濃い味付けにしちゃえば大丈夫です。トマト缶もカレー粉も、必要な材料はすぐにスーパーで手に入ります。

 

カレー・シチュー・ポトフ

にんじん、ジャガイモ、玉ねぎはスペインでも定番の野菜。日本と味も変わりません。ルーさえ手に入ればすぐに作れて、大量生産も可能ですね。ルーは日本から持ってくるか、アジアンスーパーで買うかの2択になると思います。コンソメらしきものはスペインでも売っています。

 

なすみそ

意外と作っているのがなすみそ。豚ひき肉とナスを豆板醤とみそで炒めて、最後にごま油をたら~っと。ご飯のお供にしています。ガツンとした味付けなので米が進みます!ちなみに、スペインのなすはめちゃめちゃ大きいので、全部使うととんでもない量になります!

 

ポテトサラダ・マカロニサラダ

この二つも、材料をそろえやすいのでよく作ります。余りがちなジャガイモを消費するのにもちょうど良いです。ただし、マヨネーズはキューピーを使っています。キューピーはアジアンスーパーで買うか、日本から持ってくるか。スペインのマヨはマヨじゃない。最初にペロッと舐めたときの感想は「酸味つよっ!くさい!味が変!」です。それで作ったポテサラがまず過ぎて、本当に頑張って頑張って食べ切りました。

 

親子丼・チャーハン・オムライス

こちらも、スペインで作ることができるご飯ものです。白米は炊けるけど、おかずになるものがない…、そんなときに作ります。早く日本に帰って唐揚げと白米、餃子と白米、焼肉と白米!みたいな感じでお茶碗をかっこみたいです。

 

朝のパンメニュー

フレンチトースト、ピザトーストガーリックトーストがおすすめ!とくにフレンチトーストなんか焼いちゃった日は、1日が優雅に感じられます。料理とまでは呼べませんが、バケットにいちごジャムを塗ったり、クロワッサンにチーズとハムを挟んだりもします。朝ごはんには困らないと思います。

イマイチだったもの・失敗したもの

生姜焼き

ほんっっっっっとうにスペインの豚肉はクサい。二度と買わん!パックを開けた瞬間にぶわっと嫌なにおいが広がったので、絶対に濃い目の味付けにしてやろうと思いました。下処理もしっかりしたし、ショウガを効かせて、若干濃い目でレシピ通り作りましたが、クサすぎて全然食べられませんでした。

 

ハンバーグ

一回だけめちゃくちゃ美味しく作れたのですが、なぜかそのあとは不発。最初のひき肉、どこで買ったんだっけな~。合いびきじゃなくて牛100%だったのかな?日本にいた時も、よく作っていた得意料理なだけに残念。毎回うまく作れるわけではない、料理が安定しない、というのがスペイン自炊あるある。美味しくなかったハンバーグは砕いてミートソースにしちゃおうと思います笑

 

ピーマンの肉詰め

これまたハンバーグと同じ理論でして、ひき肉でハズレを引くとそのあとどう頑張って調理してもうまくいきません!なんとか食べ切りました。

 

スペインのスーパーでの買い物のコツ

その①ピーマンは細長いほうを選べ!

スペインのスーパーには、大きいピーマン(パプリカタイプ)と細長いピーマン(ししとうタイプ)がありますが、日本のピーマンと同じ味がするのはししとうタイプの方です。パプリカタイプは分厚くて火が通らないし、ピーマンに求めるあの苦みがない。手と比べてもこのくらい大きいです。

スペインで売っているパプリカタイプの大きいピーマン

大きい方は、日本ではあまりなじみのない「緑パプリカ」らしいのでピーマンとは違います!名前はPimiento(ピーマン)だし、見た目もこちらの方がピーマンっぽいのでお間違えの無いように。

 

その②鶏ひき肉はPollo100%を選べ!

ただでさえ臭みの強いスペインのお肉たち。そんなクセつよなお肉の中でも、比較的ハズレがないのが鶏ひき肉。ただし、鶏(Pollo)100%のものと、七面鳥(Pavo)が混ざったものもあります。以前、買いものに行ったときには鶏100%が売っていなくて、なくなくPavoとの合いびき肉を買いましたが、クセが強い!大ハズレ!

 

その③キャベツは硬い

日本では必ず売っているキャベツでも、スペインでは日によって売ってたり売っていなかったり。見た目は日本のものと変わりませんが、硬いです。ロールキャベツにして煮込んでも硬かったです。挑戦するときは、半玉から買うことをおすすめします。

 

以上、スペイン自炊生活についてまとめてみました。少しでも参考になれば嬉しいです。