スペイン留学とサラマンカの大学生活

スペイン・サラマンカに留学中の女子大生。日々の暮らしや大学生活、旅行の記録を綴っていきます。

伸びないスペイン語。留学は自分を見つめ直すいい機会

こんにちは。

今日から、普段の生活で思っていることや悩みなども綴っていこうと思います。

 

今日のテーマは「スペイン語」。

 

留学に来てから、「自分とは何か?」「どんな人になりたいのか?」「どんな人生を生きていくのか」ということを何度も考える機会があった。

 

スペイン語が仕事で使えるレベルになったらいいけど、今のままでは到底無理。

そもそもスペイン語を使う仕事ってなに?本当に自分はその仕事をしたいのか?

 

スペイン語スペイン語!と自分を追い込んでしまった理由はきっと、「大学で、しかも上智で、スペイン語を専攻しているのに、将来スペイン語から離れた生活をするなんてありえない」と勝手に決めつけていたからだろう。

 

大学で学んだ言語なんて仕事で使わなかったよ、せっかく学んだ言語も大人になったら忘れてるさ、って人も多いと思う。別にそれでいいじゃないか。

 

本当に自分がスペイン語に魅力を感じたのなら、もっと勉強を頑張れていたと思う。

頑張れないんだから、きっと私のスペイン語に対する熱意もその程度なのだ。

 

身にならなくては大学の学費が無駄だとか、親に申し訳ないとか、留学に来てまでほかの人と同じレベルなのはどうなのか?とか、色々考えてしまう。

それでも、「悔しいからやってやるぞ」とならないのがこれまた私っぽい。

 

今は、こういった環境だから義務感とか強制力を感じてしまうのかもしれない。日本に帰って自分のペースで生きていたら、またスペイン語頑張りたい!と思えるようになるかもしれない。そんな日が来るまで、スペイン語とはつかず離れずの丁度良い距離感で付き合っていこうと思う。

 

人間関係も、恋愛も、なにもかも「距離感」が大事。

 

留学も残り2か月。

スペイン語は伸びなかったし、努力したい自分がいる一方で、諦めた自分も存在する。自分って弱い人間やなぁって気づけた。

 

留学は、自分とスペイン語の関係について考える良いきっかけとなった。