スペイン留学とサラマンカの大学生活

スペイン・サラマンカに留学中の女子大生。日々の暮らしや大学生活、旅行の記録を綴っていきます。

私ってこんなに体弱かったっけ?

スペインに来てから謎の体調不良に悩まされる

 

日本にいる時の私は、ちょっとやそっとじゃ風邪引かない。

引いたとしても、気づかない or 気合いで治す!でした。

 

「気合いで治せ!」が家訓だったし、インフルになっても母は病院へ連れて行ってくれず、高熱の中、ひとり自転車を漕いで近所の病院まで行ったという幼いころの記憶もあります。

 

体調不良で学校を休むこともなかったし、ロキソニンもベンザブロックも、家にあるのを見たことがない。

 

それなのにスペインに来たら、なんということか、立て続けに謎の体調不良。私は高熱とのどの痛み、鼻水、咳が定期的に襲ってくる感じでした。普段風邪を引かなかっただけに、こんなにも苦しむなんて、私って体弱かったの?と悔しかったです。

 

日本から持参したもの・スペインで買ったもの合わせ、家にはこんなにたくさんの薬が集まってしまいました。

私の薬コレクション

慣れない国にいると、生活リズムの変化や見知らぬウイルス・細菌との接触、免疫がついていないことなどから、体調不良を起こしやすいのかと思います。日本ではそうでもなかったという花粉アレルギーが、スペインに来てから強く表れるようになったという人もいます。

 

一回、自分の持っている薬じゃどうも良くならなくて、どうしようもなくスペインの病院にも行きました笑 スペイン語話せないよどうしよう…とか、お金どんくらい取られるんだろう…とか、そんなこと言ってる場合じゃない。自分の健康のためだから、クヨクヨ迷っている暇などない!

 

(スペインの病院の様子、スペインでもらった薬などは、改めてブログにまとめています。)

 

最後に、私(と周りにいる留学生)がどうしてスペインで体調不良を繰り返しているのか考察して終わります笑

 

・スペイン人はマスクをしない

 病院の待合室ですらマスクをしている人がいません。電車の中など、マスクなしで咳き込んでいる人がめちゃくちゃ多い。

・食事のバランスが悪い

 スペインに来てからの栄養の偏りが体調に影響している気がします。日本にいた時の方が、お肉・魚・野菜・果物など明らかにバランスの良い食事をしていました。

・湯船につからない

 日本にいた時は毎日湯船につかっていたので、シャワーだけというヨーロッパの文化は辛いです。真冬に湯船なしって今思えばよく耐えられたな…。湯船につかって体を芯から温めるというのは健康への第一歩だと強く感じます。

・スペインは細菌フレンドリー

 小さいころからそういう環境にいれば自然と免疫がつくから病気にならないと言いますが、日本人はスペインの衛生環境に免疫がないのかもしれません。私がスペインに到着してすぐのときにどうしても違和感があったのは、食事の前に手を洗ったりおしぼりで手を拭いたりしないことです。日本ならレストランで必ずおしぼりが出てきますが、スペインではこの文化が絶対にない。そのくせ、手づかみ食べが多い。トイレも汚いし、ドアノブを触ったままの手でパンを食べるし、電車の手すりも掴まってるし、手はばい菌だらけだろうに、全然洗わない。

 

こうして振り返ってみると、日本はかなり清潔で、病気や感染症に対する国民の意識も全体的に高かったんだなと思います。早く日本に帰って健康ライフを再開したいです。