スペイン留学とサラマンカの大学生活

スペイン・サラマンカに留学中の女子大生。日々の暮らしや大学生活、旅行の記録を綴っていきます。

【トレド】スペイン国営ホテル「パラドール」に泊まってみた!

憧れのパラドール。気になる値段、部屋、景色、アクセスは?

 こんにちは。2023年冬、トレドのパラドールに泊まってきたので、そのときの様子をお届けしたいと思います。

 

 

マドリードからトレドへのアクセス

マドリードからトレドまでは、スペイン国鉄renfeで30分ほど。マドリードからの日帰り観光も可能です。チケットは往復で約20€(3,000円ほど)でした。

※若者向け割引(Más Renfe Joven)を利用

 

renfeの若者割引についてはこちらを参照↓ 

www.renfe.com

・14~25歳の若者が利用できる

・購入から1年間有効

・割引の購入だけで50€(約8,000円)かかる

 

※無料で割引されるわけではないので、1年間の割引額が確実に8,000円を超えると予想できる場合には検討してみては?renfeでたくさん旅行する人はお得です。

 

トレド駅から市内へは歩いて行けます。駅を出たら、だいたい皆同じ方向に歩いていくので、その波に乗れば大丈夫です。駅を出て右に歩いていくと、長いエスカレーターがあります。エスカレーターをのぼるとトレドの街に出ます。テージョ川にかかるアルカンタラ橋を渡れば、もうすぐです!

 

トレド市内からパラドールへのアクセス

 そもそもトレドは坂道の多い小さな街です。小さいからこそ街全体を見渡せるのですが、テージョ川を越えて丘の上までのぼる必要があります。その丘に建っているのがパラドール。パラドールの近くには、有名なフォトスポットもあります。

 

 市内からパラドールまでは、徒歩で約1時間。道が整っているわけではないし、ひたすら坂道なのでおすすめしません。アルカサルの前から出ているバスで移動することになると思います。「L71」と書かれたバスで約30分。乗車時に運賃を払います。

 

 

パラドールについて

 今回予約したのは

 ・1泊2名で167€(約26,000円)

 ・スーペリアダブルルーム眺望あり

 ・朝食付き

 

 部屋は広く、景色も良く、朝食付きでこの値段なら高くないかも?今回は金・土の宿泊だったのですが、平日の予約ならもう少し安くなるかもしれません。こちらが実際に泊まった部屋ですが、パラドールらしい雰囲気が出ています。

実際に宿泊した部屋

 お風呂には大きなバスタブがあって、テラスにはチルタイム用のテーブルとイス。ベッドも大きくて最高!ゆったり過ごすことができました。

 

 気になる景色はというと、本当に綺麗でした。

部屋のテラスから見た朝焼け

天気の良い昼間にはっきりと見える旧市街も、夕焼けに染まる街並みも、キラキラ輝く静かな夜景も、ぼんやりとした空のグラデーションがきれいな朝焼けも、どれも違った顔を持っていて素晴らしかった…。

部屋から見たトレド旧市街の夜景

 時間帯によって変わるトレドの景色をゆったりと楽しめるのは、パラドール宿泊者の特権ですね!宿泊の際はぜひ、眺望ありの部屋をおすすめします。

 

 ちょっぴりがっかりな朝食

 ヨーロッパの中でも、スペインのホテルの朝食はショボいほうだと思っていたのですが、4つ星のパラドールでもこのクオリティか…と思ってしまいました。パンの種類は多かったと思いますが、ほかはハム、チーズ、フルーツ、ドリンクコーナー、おわり!ほかにはトレドの名物菓子マサパンのスポンジケーキが置いてあったり。

 十分美味しかったですが、朝食ビュッフェには期待しないほうが良さそうです!

 

おすすめのワイン屋さん

 最後に、おすすめのワイン屋さんをご紹介します。「Museo del Queso Manchego Toledo」です。お店の公式HPはこちら→ https://www.museodelquesomanchego.com/

市内中心にあるワインとチーズのお店

 店内には、何本ものワインがずらーっと並んでいます。お手頃なものから高級ワインまで。ワイン以外のお酒もありました。チーズやジャム、パテなどのおつまみも充実のラインナップで、お土産にもぴったりのアイテムが絶対に見つかります!

多くのワインが並んだ店内

 「このくらいの予算で探してるんですけど~」とワイン素人が店員さんに相談すると、とんでもない知識量で説明をしてくれました。難しい!さすが!

 ちなみに、英語で話してくれたのですが、こちらが少しスペイン語を話してみると、「あら!スペイン語話せるじゃないの!どこから来たの?どこで勉強してるの?」などと聞いてくれてとても嬉しかったです♪ 

 旅行先で現地の方とスペイン語で会話するのはいい経験だと思いました。

 12€くらいのおすすめワインを1本購入、パラドールのテラスで乾杯しました!

 

さいごに

 トレドは規模感がちょうどよく、ちょっとした休みに気軽に行けちゃいます。マドリードからたったの30分なのに、マドリードでは決して見られないような歴史ある街並みが広がっています。ぜひ、小旅行の候補地としてトレドをご検討ください♪

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

【バル巡り】食い倒れ&飲んだくれのサンセバスチャン旅行

寝ても覚めても食べて飲んで幸福度アゲアゲ♪

 

 こんにちは(^^♪

 今回は、2023年11月上旬にスペイン・サンセバスチャンに旅行に行った時の様子をお届けします。旅の目的はもちろん「バル巡り」。

 

 では、早速ご紹介していきます。

 

①Bar Sport

 こちらのお店は、日本語メニューもあるように、日本人に人気。サンセバスチャンに行く日本人なら誰もが行くのではないかと思います。お値段は高め。お昼2時ごろで満席でしたが、カウンターの隙間に入り込むことができました。夜は人がとんでもない!バルの中が通勤ラッシュ時の京浜東北線だったので、残念ながら退散しました。絶対にここで食べるなら、空いている時間を狙いましょう。人生初のフォアグラ、とても美味しかったです!ウニのスープも最高でした。

名物のフォアグラはとろとろで美味!

 

②Goiz Argi

 海鮮系に強いこちらのバルでは、えびの串が乗ったタパスと、イカのガーリックオイルを頼みました。えびにかかっていたオレンジのソースは、何味とは特定できないけれど、とても美味しかったです。イカは柔らかく、ガーリックも安定の美味しさ。バスク名物のチャコリと一緒にいただきました。お昼2時来店で、お客さんはぼちぼち。

 

③Gandarias

 こちらも定番のバルですね。ショーケースに並べられたタパスは見ているだけで幸せ気分になりますね。端から端まで全部食べたい…。お昼2時半に行きましたが、大混雑!店員さんもてんやわんやでオーダーするのも一苦労。なんとかカウンターに漕ぎ着けて名物のサーロインをいただきました。キャビアの乗ったカニ&サーモンも最高でした!

おいしそうに並べられたタパスたち

 

Atari Gastroleku

 こちらも人気店。3時ごろ来店で満席でしたが、店内は広く、テーブル席で座って食べることができました。地元のお客さんが多い印象で、料理ひとつひとつも凝っていました。お手洗いも清潔でした。

 何を食べても美味しいとのことで、メニュー名は忘れてしまいましたが、こちらのお米のタパスを注文してみました。上に乗っている赤い野菜が、大根の酸っぱい漬物みたいな感じで、あまりスペインで食べられる味ではなく、不思議でしたが美味しかったです!

お米のタパス

 デザートにはクレームブリュレ♪ 甘すぎず、安定の美味しさでした。

お酒と一緒に食べるデザートもまた良い

 

 満腹&ほろ酔いになり、いい気分。幸福度MAXのままいったんホテルに戻り、お昼寝。なんて最高なんだ。では、バル巡り・夜の部へ参りましょう!

 

⑤Bar Bergara

 20時半ごろ来店でかなり混んでいました。せっかくならショーケースを眺めながら、カウンターで立ち食いをしたかったのですが、空いておらず端の席へ。牛肉の赤ワイン煮込みと、エビとカニの冷製タパス、フォアグラのリゾットを注文。とくにカニのほぐし身はうま味が凝縮されていて美味しかったなぁ。牛肉はちょっとパンチが物足りない…?全体的に、満足のいくバルでした。悔やまれるのは、ショーケースに並んだタパスを見切れなったこと。バル巡りの醍醐味でもありますからね…。

 

⑥Casa Vergara 1948

 最後は甘いもので締めよう!ということで、Casa Vergaraにやってきました。21時半来店で激混み!サンセバスチャンの人気店ではこれが当たり前のようですね。ショーケースにデザートは並んでいないので、店員さんに何かないかと聞いてみると、パンナコッタのようなものをおすすめしてくれたので、そちらを注文。カプチーノとパンナコッタ、いい締めくくりですね。ちゃっかり、誘惑に負けてこんがりチーズの乗ったウニグラタンも…。最高でした!

 

 これまたほろ酔い気分で夜の浜辺を散歩しながらホテルに帰りました。

 

⑦Bar Sport(2回目)

 本当は、La viñaで本物のバスクチーズケーキを食べる予定だったのですが、まさかの臨時休業ということで、Bar Sportにやって来ました。実は、前日に美味しそうなチーズケーキが並んでいることを確認していたからです笑。朝11時ごろの来店で、あまり混んでいませんでした。

 チーズケーキとカフェラテ、トマトのチーズ焼きを注文。トマトにはジェノベーゼがかかっていて、まるでマルゲリータピザを食べているようでした!チーズケーキは大きくて、全部食べ切るにはちょっと甘すぎたか…?それでも美味しかったです。今度はLa viñaリベンジだ!

 

 総じて、大満足のバル巡りでした。タパスだからといってあれもこれもと注文していると、いつの間にかお財布に大ダメージですが、たまにはこんな食い倒れの旅もいいいですね(^^♪

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

【スペイン留学前準備】スーツケースに余裕があるならこれ詰めて!生活編

パッキング前にチェック!あると便利なもの・なくてもいいもの

 

 今回は、スペイン留学をしている私が、日本から持ってきて良かったもの・持ってくれば良かったと思うものについて紹介したいと思います。

 

【持ってきて良かったもの】

部屋用スリッパ

 普段生活するうえで、部屋で履く用のスリッパがあると便利。ヨーロッパの人たちが靴で過ごしているのに、自分だけ裸足・靴下だとちょっと損した気分…?

洗濯ばさみ

 百均で売っている洗濯ばさみ(8個くらいついているもの)が、ちょっとしたものを干すのに便利。折りたためるので、それほど荷物にもなりません。

洗濯ネット

 とくに寮に住んでいる人は、洗濯機は共用だと思うのでネットがあると便利です。長期旅行でコインランドリーを利用するときにも使えます。

マスク

 マスクをしている人はほとんどいませんが、風邪を引いた時や飛行機の移動中などにつけるものを複数枚持ってくるといいと思います。スペインにはいわゆる「おしゃれマスク」は売っていないので、好きなマスクがある人は日本から持ってくるといいかも。

スキンケア

 スペインでも基本的なスキンケア商品は売っています。スーパーやコスメストアで買うことができます。しかし、ずっと使っているものがあるなら、化粧水や乳液、洗顔フォームを何本か持ってくると安心だと思います。

保存用の袋止めクリップ・ジップロック

 とくに自炊する人は、いくつあってもいいと思います。意外とたくさん使います。スペインでも買えるので必須ではありませんが…。

 

【あったら良かったもの】スペースに余裕があるなら日本から持ってくると良い◎

旅行用ミニ財布

 普段使いのお財布のほかに、旅行のときに持ち歩く薄めのお財布があると便利だと感じました。お金持ちそうに見えない、ショボいものがいいと思います。

旅行用スリッパ

 留学中は旅行に行くことも多いと思いますが、ヨーロッパのホテルにはスリッパがついていないので、部屋用のスリッパがあるといいと思います。

 頭痛、のど、鼻、咳など、数種類持ってくると安心です。私は日本にいたときは超健康児でしたが、スペインに来てから特に冬、謎の体調不良に悩まされました。そもそも体調の悪い時に慣れない国の薬局に行って、スペイン語でやり取りして薬をもらってくるのは、頭にも体にも心にもストレスです。最低限の薬は日本から持ってきましょう。

文房具

 シャーペン、芯の替え、ボールペン、カラーペン、定規、はさみ、ホチキス、付箋など。スペインで生活している今、日本の文房具は「安くてしっかり使える」のが一番の魅力だと感じています。

 

【持ってきたけど使わなかったもの】

ドライヤー

 日本から持ってきたドライヤーは、変圧器を使っても2回目くらいで壊れてしまいました。スペインで売っているドライヤーなら確実に使えるので、現地で買ってもいいと思います。

吸盤フック

 吸盤の力が弱いうえに、ペタっと貼り付けられるような壁がなく、使っていません。

延長コード

 コンセントの場所によっては必要になるかもしれませんが、キッチンまわり、洗面所、ベッド横、勉強机など、電源が必要なところには必ずコンセントがあったのでまったく要りませんでした。

 

以上、あると便利なもの・なくても良いもののご紹介でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【スペイン旅行】サラゴサおすすめホテル&レストラン

サラゴサって何が有名?マイナーだけど行く価値ありのサラゴサ

 

こんにちは(*'ω'*)

今回は、1泊2日のサラゴサ旅行を振り返りながら、おすすめホテルやレストランなどもご紹介します♪

 

アクセスですが、マドリード・アトーチャ駅からサラゴサまで

renfeで約1時間半、チケット料金は往復で約8,000円(Más renfe Jovenという若者向けの割引を利用)。車内は2列×2列で、頭上に荷物置きもあり、広くて快適でした。

主要駅を結ぶ路線が集結するマドリード・アトーチャ駅

駅のお手洗いですが、チケットを提示して待合スペースまで進むと利用できます。つまり、電車に乗らない人は無料で使えないようになっているということです!

 

 電車に乗ったらあっという間に目的地に到着です。

 

 今回選んだホテルは「Hotel Cataronia El Pilar」です。公式からの予約で、2名1泊朝食付きで120.9€(約19,500円)でした。金曜日からの宿泊でこのお値段!市内中心で立地もとても良く、どこに行くにも徒歩で済みました。

ホテル公式サイトはこちら→ https://www.cataloniahotels.com/es/hotel/catalonia-el-pilar

renfeの駅からは少し離れているけどそれは仕方ない!

ホテルカタロニア・エルピラール

こちらが実際に泊まったダブルルームの部屋ですが、ベッドが大きく、水回りの清潔感もバッチリでした!テレビも大きかったです。とにかくおすすめ!

 

 サラゴサの食事の楽しみ方ですが、レストランに行ってしっかり食べたり、バルをはしごして飲み歩いたり…なんでもできると思います!街の中心(大きな噴水のあるところ)には、レストランやバルがぎゅっと集まっていて、雰囲気も最高だったので、天気の良い日にはテラスで食べるとおいしさ倍増かも♪

 

【実際に行って良かったレストラン2軒】

①Distrito 37 (Restaurante en Zaragoza: Distrito37

 ハンバーガーが売りみたいですが、料理もハイクオリティー。スペインで食べる初めての生肉で少し不安でしたが、このビーフタルタルめっちゃめちゃ美味しかった!薄くてカリッとしたバケットに乗せるのがまたいいんですよね~♡

美味しすぎたビーフタルタル

お値段はそこそこしますが、お店も広くて、店員さんも親切でした。

 

②La Flor de Lis (https://www.grupovaquer.com/restaurante/la-flor-de-lis/

昼間から外で乾杯

 店内は満席でしたが、外がひと席だけ空いていました!注文したのは牛のたたきと、芽キャベツのソテー的な。芽キャベツの方はよく分からないまま注文したのですが、美味しすぎてびっくり!そもそも芽キャベツなんて全然食べたことなかったけど、柔らかくて濃厚なクリームがよく合って、本当に美味しかった♪ おそらく、何を頼んでも正解だったと思います。お皿や盛り付けにもこだわりを感じられました。

 

以上、レストラン紹介でした。

 

 バルについてですが、バルは「ある程度混んでいる」「値段がちょうどいい」「口コミがいい」で選べば間違いないと思います。スペインはどこのバルもだいたいメニューは同じです。

 

 そして、サラゴサに来たのならこれを見ずには帰れない!サラゴサの見どころの一つである夜景は本当に綺麗でした。存在感あるバロック様式の大きな大きな教会と、川にかかるアーチ形の石橋。日本では見ることのできない景色です。

ピラール聖堂と、エブロ川にかかるピエドラ橋

川辺にはベンチがあり、暖かい昼間には、何をするでもなくただボーっとたそがれている人もいました。贅沢な時間の使い方を真似してみたりもしました笑

 

【おまけに】

 サラゴサはチョコレートの製造に長い歴史を持つようで、「チョコパス」なるものが存在します。チョコパスとは、市内のチョコレートショップやカフェなどで、好きなチョコやチョコのスイーツと交換できる5枚綴りのチケットです(5軒のショップを回れます)。観光案内所にて9€で買うことができます。

 

提携しているショップと交換できるスイーツのリスト↓

Chocopass. Turismo de Zaragoza. Ayuntamiento de Zaragoza

観光案内所でゲットしたチョコパス

 提携しているお店は15軒ほどで、お店によって交換できるものが決まっているので、狙いを定めて行くのがいいかもしれません。お店どうしが離れている場合もあるので、きちんとルートを確認しましょう。

 9€÷5=1.8€なので、1.8€以上のものと交換できたら元が取れます笑。お店によっては、「ケチ!」と言いたくなるものもありました。「CHOCOLATES CAPRICHO」はショボいし接客もバツ。1軒目がここだったので、いきなりテンションが下がってしまいましたが他は大丈夫でした!お店によってはラッピングシールまで貼ってくれたり、チョコ&チュロスが食べられたり、TOLOSANAでは3€くらいする本当に美味しいチョコをもらえたりしました。 

 時間があってチョコも好きな方ならおすすめです!

 

以上、サラゴサの振り返りでした。最後までご覧いただきありがとうございました。

日帰りセゴビア観光!市内までの行き方は?駅に無料トイレはある?

ローマ時代の水道橋で有名なセゴビアに日帰りで行ってきた!

 2023年10月、サラマンカからセゴビアに日帰り旅行をしてきました。

 

【アクセス】

 スペイン国鉄「renfe」だと、マドリードからは約30分、サラマンカからは1時間強で行くことができます。チケットは往復(サラマンカセゴビア)で28.4€(約4,500円)でしたが、電車の時間帯や買う時期によっても値段は変わります。

セゴビアマドリードからも近く、日帰り観光が可能!

 renfeの駅は「Segovia Guiomar(セゴビア・ギオマール)」という駅になります。駅には、ちょっとしたカフェと待合スペース、無料で使えるトイレがあります。

 

 駅を出ると目の前にバス停があります。駅と市内は離れているので、このバスに乗って水道橋の目の前まで行くのが一般的です。バスは前のドアから乗り、運転手に直接運賃を渡して、目的地に着いたらそのまま後ろのドアから降ります。何人分かをまとめて払うこともできます。バスを利用するときは、硬貨や5ユーロ札があるといいです。

 

【いざ!セゴビア観光】

 なんといっても見るべきは水道橋ですね!市内に入ってすぐにドーンと現れます。水道橋横の階段をのぼると、高さのある良き写真が撮れます♪ 水道橋付近には、アジア系のツアー客がたくさんいる印象でした。

 

 セゴビアの甘い焼き菓子「Ponche Segoviano(ポンチェ・セゴビア―ノ)」も試しました。お店は「Pastelería Limón y Menta」です。外のテラス席が満席だったので店内でいただきました。柔らかいスポンジ?パン?みたいな生地に、クリームが詰まっていて、とにかく甘かったですが美味しかったです。苦いコーヒーとご一緒に♪

Limón y Menta のショーケース(手前に並ぶのが名物のPonche Segoviano)

 

 また、ランチは子豚の丸焼き「Cochinillo」(コチニージョ)をお目当てにしている人も多いかと思います。しかし私は、その見た目にやられてしまい、断念しました…。

 

 白雪姫のお城のモデルになったとも言われているセゴビアのアルカサルにも行きました。中に入るには料金がかかります(学生料金でひとり5€)。事前予約はしておらず、当日に買いましたが、塔の上まで登れるチケットは売り切れていました。

青空に映えるアルカサル

  正直な感想、アルカサルの中は時間が余ったら入るくらいでいいと思います。豪華な内装でしたが、そこまでではないかな…。見ごたえはあるっちゃある…。という感じ。

 

 ちなみに、お土産屋さんは市内にたくさんあったので、買い物には困らないと思います!以上、セゴビア日帰り観光についてまとめてみました。

 

【スペイン留学前準備】スーツケースに余裕があるならこれ詰めて!衣服編

スペインの気候って?半袖・長袖は何枚ずつ持って行く?

 

 こんにちは。サラマンカから失礼します。今回は、スペイン留学の準備にあたって、日本から持って行った方が良い「最低限の」「基本的な」衣服類をまとめたいと思います。

 

 スペインといっても、都市によって気候が大きく異なります。私はサラマンカに留学していますが、年間を通してカラッとしていて、夏はそこまで暑くなく、秋冬はとても寒いです。灼熱の太陽・情熱の国といったスペインのイメージとは異なります。

 

 今回紹介するのは、どの都市に留学する人にも当てはまる「最低限の」「基本的な」衣類です。必要度に合わせて5段階で評価してみました。ほかの都市に留学予定の方は、自分の住む地域に合わせて必要な衣類を加えてください♪

 

半袖と長袖★★★★★

 2枚ずつあればとりあえず回せます!

ヒートテック2、3枚★★★★★

 ユニクロヒートテックは優秀です。スペインにもユニクロはありますが、日本よりも高めの価格設定なので、スーツケースに忍ばせて来ましょう。

カーディガンまたはパーカー★★★★☆

 電車内や授業中など、ちょっと寒い!と思った時にあると便利です。ゴミ捨てに出るだけの時や、季節がはっきりしない時期にも羽織るものがあると安心です。

履きなれたスニーカー★★★★★

 おしゃれなサンダルや可愛いブーツなんかより、スペインにおいては履きなれたスニーカーの方が圧倒的に需要が高いです!持ってくるというより、履いてきちゃえば荷物になりませんね。

ジーパンまたは黒スキニー★★★★★

 動きやすくて、どんなトップスにも合わせられるので需要が高いです。それに、オシャレなスカートで授業を受けている学生は全然見かけません。

サングラス★★★☆☆

 サラマンカでさえも、サングラスは必須です。現地で買いました。とにかく日差しが強く、スペイン人は夏以外でもサングラスをかけています。とくにアンダルシアやバルセロナでは欠かせないと思います!

キャップ★★★☆☆

 先ほどと同様に、日差しが強いのでキャップがあるといいです。私も夏にはよく被っていました。どんな服にも合わせやすいシンプルな色・デザインがいいと思います。

リュック★★★★☆

 スペインに来るときに大きめのリュックサックを背負ってきましたが、現地の生活でもかなり役に立ちます。スーパーでたくさん買い物をする時や、ちょっとした旅行に行く時など、使う場面はいろいろです。

しっかりとした生地のトートバッグ★★★★☆

 日本から持ってきたトートバッグが、大学に行く時もカフェに出かける時も、ちょっとスーパーに行く時も、常に大活躍しています。

 

【実際スペインで買った服は?】

 サラマンカが思ったよりも寒かったので、長袖を急いで買いました(半袖で過ごせる時期があっという間に終わってしまった)。秋冬はトレーナー2枚とセーター2枚を永遠にローテーションしています笑

 どこにでもあるZARAや、若者向けのStradivarius、Bershka、Springfieldに行けば、お気に入りの一枚を見つけられるでしょう。着たい服を見せながら「¿Puedo probarme?」(試着してもいいですか?)と言ってみましょう!

 また、冬のアウターを持ってきておらず、ロングコートとジャンパーを買いました。このジャンパーの防寒・保温効果は驚異的なうえに脅威的でして、ちょっと歩いただけでも汗をかき、脱ぎたくなるほど暑くなります。Terranovaというお店で何気なく買った6,000円くらいの普通のジャンパーです。

 さらに、SHEINでマフラーを買いました。ネットで服を買うのはあまり好きではないのですが、どのお店のマフラーも高いぞ?と思い、SHEINで買いました。家まできちんと届いたし、首元が温まられて本当に買って良かったです。

 

【番外編】

 最後に、失敗したお話をします。慣れない国で生活する中でちょっとでも気分が上がれば♪ と思って、お気に入りのマーメイドスカートを持ってきたのですが、スペインでそういったスカートを履いている人はまず見当たらず。結局あまり履いていません。スーツケースのスペースの無駄遣い…。

 また、オーバーオールとジャンパースカートも持ってきたのですが、これが厄介で…。Tシャツとジーパンならそれだけでファッションになるのですが、私の場合、これらの服に合わせるインナーやタイツなども必要で…。

 結論、ポイントとしては、それ単体でファッションとして成立する即戦力のものを持ってくるのがかしこいですね笑 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!少しでも参考になれば嬉しいです。

リアルな時間割り公開!スペイン留学生の1日

留学生って忙しいの?授業は難しい?旅行に行く時間はある?

 今回は、スペイン・サラマンカ大学に通う私の時間割りを公開します。所属は地理歴史学部です。留学生は、基本的に多くの授業を取らないので、自由な時間をたくさん持てます。もちろん、興味のある授業を複数取ったり、授業に本腰を入れて日本にたくさんの単位を持って帰るつもりの人は、忙しいスケジュールになると思います。

 

では、実際の時間割りを見ていきましょう!

第1セメスター(9~1月)の時間割り

 基本的に授業は2時間で、途中で休憩を挟んでくれるかどうかは教授次第です。月・金が全休になるように組みました。おかげて4連休という怠け者のような生活を送っていましたが、4連休を利用して旅行に行けたのが良かったです。

(10月は月曜から金曜まで語学学校の授業があったので忙しかったです!16時から18時まで)

 

 「Geografía Regional del Mundo1」は、世界地理の授業です。世界のさまざまな地域の地形・人口・経済・貧困などについて学びます。教授がスライドを見せながら一方的に講義する形式なので、基本的には座っているだけでOK!テスト前は今までのスライドをすべて日本語訳して、必死に暗記しました笑

 「Geografía del Turismo」は、観光地理の授業です。スペインではどのような観光政策が行われているのかを、さまざまな観光地の写真を見ながら学びます。ときどき発言を求められるので寝ている暇はありません。しかも、Yes/Noで答えられる質問ではなく、「日本ではどうなんだい?」と聞かれます。1泊2日の課外学習もある、わりとハードな授業でした。

 

 では次に、第2セメスターの時間割りです。

第2セメスター(2~6月)の時間割り

  わりと余裕のある時間割りです。3科目にしようか迷いましたが、最後のテストで追い詰められるのが嫌だったので2科目しか取りませんでした。

 

 「Geografía de España」はスペイン地理の授業です。スペイン各地の気温と降水量のグラフを作成したり、緯度・経度の読み取りを練習したりします。 毎週課題が出されますが、セメスターの終わりにまとめて提出します。

 「Inglés B1」は、B1レベルの英語の授業です。正直、簡単すぎてやり応えがないのですが、しばらく英語に触れていなったということで、リハビリ感覚でゆる~く受けています。ほかのスペイン人の生徒たちも、明らかにB1以上の英語力を持っています。みんな英語をペラペラ話している印象です。もっと授業のレベルを上げていいのでは…?

 

 ということで、今回は実際の私のスケジュールを公開してみました。自分が何を優先したいかによって、履修の選択肢は広がります。「多くの単位を持って帰る」「午前中に授業を終わらせて午後はフリーになる」「旅行のために全休をつくる」など、授業の組み方によって希望は叶うと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました♪