憧れのパラドール。気になる値段、部屋、景色、アクセスは?
こんにちは。2023年冬、トレドのパラドールに泊まってきたので、そのときの様子をお届けしたいと思います。
マドリードからトレドへのアクセス
マドリードからトレドまでは、スペイン国鉄renfeで30分ほど。マドリードからの日帰り観光も可能です。チケットは往復で約20€(3,000円ほど)でした。
※若者向け割引(Más Renfe Joven)を利用
renfeの若者割引についてはこちらを参照↓
・14~25歳の若者が利用できる
・購入から1年間有効
・割引の購入だけで50€(約8,000円)かかる
※無料で割引されるわけではないので、1年間の割引額が確実に8,000円を超えると予想できる場合には検討してみては?renfeでたくさん旅行する人はお得です。
トレド駅から市内へは歩いて行けます。駅を出たら、だいたい皆同じ方向に歩いていくので、その波に乗れば大丈夫です。駅を出て右に歩いていくと、長いエスカレーターがあります。エスカレーターをのぼるとトレドの街に出ます。テージョ川にかかるアルカンタラ橋を渡れば、もうすぐです!
トレド市内からパラドールへのアクセス
そもそもトレドは坂道の多い小さな街です。小さいからこそ街全体を見渡せるのですが、テージョ川を越えて丘の上までのぼる必要があります。その丘に建っているのがパラドール。パラドールの近くには、有名なフォトスポットもあります。
市内からパラドールまでは、徒歩で約1時間。道が整っているわけではないし、ひたすら坂道なのでおすすめしません。アルカサルの前から出ているバスで移動することになると思います。「L71」と書かれたバスで約30分。乗車時に運賃を払います。
パラドールについて
今回予約したのは
・1泊2名で167€(約26,000円)
・スーペリアダブルルーム眺望あり
・朝食付き
部屋は広く、景色も良く、朝食付きでこの値段なら高くないかも?今回は金・土の宿泊だったのですが、平日の予約ならもう少し安くなるかもしれません。こちらが実際に泊まった部屋ですが、パラドールらしい雰囲気が出ています。
お風呂には大きなバスタブがあって、テラスにはチルタイム用のテーブルとイス。ベッドも大きくて最高!ゆったり過ごすことができました。
気になる景色はというと、本当に綺麗でした。
天気の良い昼間にはっきりと見える旧市街も、夕焼けに染まる街並みも、キラキラ輝く静かな夜景も、ぼんやりとした空のグラデーションがきれいな朝焼けも、どれも違った顔を持っていて素晴らしかった…。
時間帯によって変わるトレドの景色をゆったりと楽しめるのは、パラドール宿泊者の特権ですね!宿泊の際はぜひ、眺望ありの部屋をおすすめします。
ちょっぴりがっかりな朝食
ヨーロッパの中でも、スペインのホテルの朝食はショボいほうだと思っていたのですが、4つ星のパラドールでもこのクオリティか…と思ってしまいました。パンの種類は多かったと思いますが、ほかはハム、チーズ、フルーツ、ドリンクコーナー、おわり!ほかにはトレドの名物菓子マサパンのスポンジケーキが置いてあったり。
十分美味しかったですが、朝食ビュッフェには期待しないほうが良さそうです!
おすすめのワイン屋さん
最後に、おすすめのワイン屋さんをご紹介します。「Museo del Queso Manchego Toledo」です。お店の公式HPはこちら→ https://www.museodelquesomanchego.com/
店内には、何本ものワインがずらーっと並んでいます。お手頃なものから高級ワインまで。ワイン以外のお酒もありました。チーズやジャム、パテなどのおつまみも充実のラインナップで、お土産にもぴったりのアイテムが絶対に見つかります!
「このくらいの予算で探してるんですけど~」とワイン素人が店員さんに相談すると、とんでもない知識量で説明をしてくれました。難しい!さすが!
ちなみに、英語で話してくれたのですが、こちらが少しスペイン語を話してみると、「あら!スペイン語話せるじゃないの!どこから来たの?どこで勉強してるの?」などと聞いてくれてとても嬉しかったです♪
旅行先で現地の方とスペイン語で会話するのはいい経験だと思いました。
12€くらいのおすすめワインを1本購入、パラドールのテラスで乾杯しました!
さいごに
トレドは規模感がちょうどよく、ちょっとした休みに気軽に行けちゃいます。マドリードからたったの30分なのに、マドリードでは決して見られないような歴史ある街並みが広がっています。ぜひ、小旅行の候補地としてトレドをご検討ください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!