スペイン留学とサラマンカの大学生活

スペイン・サラマンカに留学中の女子大生。日々の暮らしや大学生活、旅行の記録を綴っていきます。

【写真付き解説】スペインのスーパーってどんな感じ?セルフレジ?支払いは?

おまけに「スペインのスーパーあるある」もご紹介

こんにちは。スペインで自炊生活をしている日本人留学生です。

今回は、私がよく利用するスペインの大手スーパー「メルカドーナ」を写真付きで解説していきたいと思います。

 

はじめにポイントをまとめると、

マイバッグは持参すること(レジ袋は有料)

②支払いは現金でもカードでも大丈夫

③日本に比べて大容量

④日本では当たり前の食材が売っていない

といった感じです!

 

 買い物カゴはだいたい入口の近くか、レジの横に置いてあります。コストコレベルの巨大カートと、日本のスーパーと同じくらいの大きさのカゴがあります。後者のほうがよく使うのに、「押すんじゃなくてガラガラ引く」だし、商品を入れる時にいちいちかがまないといけないのが大変不便であります。

 

 まず、野菜コーナーです。基本的にどれも新鮮で、そこまで高くありません。

キロ単位で売られているじゃがいも

 写真から分かるように、じゃがいもは5kg・3kg・1.5kgで売られています。用途に合わせて色々な種類があります。ばら売りされている時は、用意されているビニール袋に必要分を入れればOKです。いつも大袋で買いますが、さすがに一人暮らしには多いので、後半はじゃがいも尽くしのコンソメスープでなんとか消費し切っています笑

 

【ばら売りを買うときの注意点】

 量りが置いてあるときは、自分で重さを量る必要があります。重さが表示されたあと、自分が買う商品を選んでタッチすると、勝手にバーコードが出てくるので、それを袋に貼り付ければOKです。量りがないときは、そのままレジに持っていけば店員さんがレジで量ってくれます。また、ピーマンは値段の違うものがいくつか表示されるので、自分がどの種類のピーマンを選んだのかよく確認しましょう。

 

 では次に、お肉のコーナーです。

はっきり言って、日本のお肉のほうがウマい!スペインはお肉の種類が多くて大容量ですが、臭みが強く、処理の丁寧さも日本には劣ります。

用語としては、cerdo=豚、pollo=鶏、vacuno=牛だけ覚えておけば大丈夫そうです。

あとはpechuga=むね肉、muslo=もも肉、deshuesado/a=骨なし、なども覚えておくと便利ですね♪

メルカドーナで売られている豚肉たち

 以前、豚の薄切り肉(一番薄くても1cmの厚み)を買ったのですが、皮がくっついていました。しかもその皮にはうぶ毛がポツポツ生えていて…。家に帰ってなんとか処理しました…。臭みもあったので、濃い目の味付けで生姜焼きにしたろー!と思ったのですが、それでも臭いが消えませんでした笑

 鶏肉や合い挽き肉はそれほど臭みが気になりませんが、七面鳥が混ざったタイプの鶏ひき肉は、やはりちょっとヘンな味がします。ウサギ肉はまだ買ったことがありません。ベーコンや生ハムはとてもおいしいです♪

 店員さんが目の前で量り売りしてくれるお店なら、それを利用してみるのもいいですね。私はスペイン語に自信がなく、店員さんにお願いしたことはありません笑

 

 続いて、必需品「たまご」のコーナー。

メルカドーナの卵は、丈夫なパッケージで売られているので割れる心配がありません。いつもリュックにぶち込んで、縦に横にと揺らしながら、卵のことなど気にもせずズンズンと歩いていますが、一度も割れたことはありません。卵だけは、必ずメルカドーナで買っています。きれいだし♪

メルカドーナのたまご売り場

 MサイズとLサイズがありますが、Mだと小さすぎる気がしてLを買うようにしています。値段も20セント(約30円)しか変わらないし。12個入りが一般的ですが、24個入りもあります。「Frescos」が生卵で、「cocidos」がゆで卵です。どちらも見た目はまったく同じなので、パッケージの文字に注目しましょう!

 

 最後に、日用品コーナー♪

大きめのスーパーだと、日用品コーナーも充実しています。トイレットペーパー、掃除用品、洗剤、シャンプー、化粧品、ペット用品、なんでもあります。

洗剤や柔軟剤、日本でおなじみのアリエールも

 上の写真は、洗剤(Detergente)のコーナーです。ちなみに柔軟剤はスペイン語で「Suavizante」と言います。パッケージが似ているのでご注意ください!私は以前間違えて買ってしまい、一人暮らしの家に柔軟剤だけが4リットルもある、という状況になりました!柔軟剤の香りはキツいですが、嫌なニオイではありません。また、日本では許されませんが、商品のフタを開けてその場で香りを確認しても大丈夫です!

 

【おまけに】

スペインのスーパーあるあるをご紹介します。

 

①店員同士の話し声がデカすぎる

とにかくデカい声で店員同士が会話をしています。たとえ5メートル離れていても会話を続けようとします。日本だとクレームになりかねませんが、誰一人として気にしているお客さんはいません!「これをあっちに並べて!」とか「お釣りがなくなったからあんたのレジからちょっと分けて」とかなんでも聞こえてきます。

 

②とりあえずバケット

とにかくみんなバケットを買います。スーパーには必ずバケットが売られており、当たり前のように手に取っていく印象です。道を歩いていると、バケット1本を抱えたおじさん・おばさんをよく見かけます(わかる人いる?)

 

③生絞りオレンジジュース、やってる人意外といない説

ヨーロッパのスーパーには、生絞りオレンジジュースのマシーンが置いてありますよね。私もはじめのうちは、好奇心と物珍しさからアホみたいに絞っていたのですが、「あれ?普通に高くない!?しかも現地の人、全然やってないじゃん!」と気づき、もうやっていません。でも、美味しいことには間違いないので、久しぶりに絞って贅沢してみようと思います笑

 

④ワインの売り場面積が大きい

ワインが有名なスペインでは、ワインコーナーが充実しすぎています。ジュースくらいの値段で買えるものから、高級ワインまで。日本の野菜ジュースみたいに、小さな紙パックで売られているワインもあります。私が一番大好きな、赤ワインを使ったお酒「Tinto de Verano」もペットボトルで売られているのがびっくり♪

 

⑤日本のスーパーに行きたくなる

えのき、しめじ、オクラ、白菜、れんこん、ごぼう、豆腐、ほうれん草、明太子が恋しいです。見当たりません!キャベツはなんだか硬いし、にんじんは細いし、きゅうりは太すぎるし。十分に自炊はできるけど、贅沢を言うなら…って感じです笑

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪